おばさん観察日記

愛すべきおばさん達に捧ぐ

大阪のおばさん(ヒョウ系)

大阪のおばさん(ヒョウ系)

 

アニマル柄(特にヒョウ柄)の服を身にまとい、派手な化粧をほどこした大阪在住のおばさん。漫才師をはじめとする芸人達ががネタにする事が多いが、2104年現在の大阪府で「大阪のおばさん(ヒョウ系)」の姿はなかなか見かける事は出来ない。現在、数いるおばさんの中で特に貴重なおばさんとして、絶滅危惧種に指定されている。ちなみにテレビに登場する「大阪のおばさん(ヒョウ系)」は仕込みではないかとの、もっぱらの評判。

 

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大阪のおばさん(ヒョウ系)は昭和40年代~50年代には大阪の街中でよく見掛けられたのだが、高度経済成長期の終焉と共に姿を見せなくなってしまった。現在、おばさんの娘達がその系譜を受け継いでいるが、彼女達は違う形での進化を遂げ、全く別種のおばさんを形成している。 特徴的なのはアニマル柄の服。大阪は阪神タイガースの勢力下にあるせいか、特に虎柄・ヒョウ柄が好まれ、虎やヒョウの目にビジュー(擬似宝石)がはめ込まれたデザインは特に人気がある。

 

これは伊太利屋(イタリヤ)と言うブランドのもので「たかが、おばさん服」などと気軽に言えないほど高価格で、ちょっとしたTシャツでも軽く1万円を越える物も珍しくない。

 

伊太利屋(イタリヤ)公式HP

http://www.italiya.com

 

しかし、大阪在住のすべてのおばさん達が伊太利屋の服を購入出来るはずもなく、その多くは「伊太利屋のデザインを真似させていただいている安物の服」だったりする。よく見れば軽くコレジャナイ感が漂っていたりするのだが、そこは気にしたら負け。

 

コレジャナイの一例

 

その出で立ちから猛獣っぽい印象を持たれがちだが、気は優しくて力持ち。気前の良いおばさんが多い。粉物(お好み焼き・たこ焼き)を愛していて、もちろん自宅にたこ焼き器がある。