おばさん観察日記

愛すべきおばさん達に捧ぐ

図書館常連おばさん

図書館常連おばさん

 

図書館の常連のおばさん。図書館やその周辺で目撃される事が多い。基本的に本好きなのだが、読みたい本をすべて買うには経済的にも置く場所的にも余裕が無いため、週イチペースで図書館を利用している。

 

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特筆すべきは持ち歩いている大きなトートバッグ。帆布製でやたら丈夫。中には図書館で借りた本がギッシリ詰まっているのだが、バラした死体の一部でも入っているのではないかと疑ってしまうほど重量感がある。

 

トートバッグの一例

 

それぞれの図書館に一定数の「図書館常連おばさん」が確認されているが、おばさん同士で交流する事は皆無である。と言うのも「本好き」と言っても、人それぞれに好むジャンルが違っている上に、コミュ障気味のおばさんが多いため、同じ趣味同士のおばさんが顔を合わせても会釈するのがせいぜいである。

 

基本的に地味な性格のおばさんが多く、服装も地味な人が多い。厨二病をこじらせたまま大人になって、いまだとんでもない服装をしている人もいないではないが、アースカラーの服に包まれた存在感の薄い人が多い。

 

図書館常連おばさん達が他の図書館常連客と大きく異るところは、以外にも図書館で本を探さないと言う点にある。彼女らはwebで情報を仕入れて、webで本の予約をしている。図書館に入った新刊本や雑誌が発売日と同時に図書館の棚から消えてしまうのは彼女たちの仕業にほかならない。

 

読書のお供はチョコレート。海外製のお高いチョコレートも嫌いではないが、むしろ国産の板チョコが至高だと信じてやまない。明治の板チョコの信者。冷蔵庫の片隅にはひっそりと板チョコが常備されている。

余談だが筆者自身はこのカテゴリーに属するおばさんである。

 

【お知らせ】


平日は毎日更新を心がけていましたが、当方、リアル子育ておばさんにつき、子の夏休み突入により毎日更新が厳しくなってまいりました。夏休み中は1日飛ばしの更新としますが、今後ともお付き合いいただけましたら幸いです。