おばさん観察日記

愛すべきおばさん達に捧ぐ

カメラおばさん

カメラおばさん

 

いついかなる時もカメラを持ち歩き撮影しまくるおばさん。方向性としては昨今流行りの「カメラ女子」とほぼ同じ。

 

 

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携帯やスマホでちょっとした物を撮影して、ツイッターやフェイズブックにアップしているうちに、すっかりカメラにハマってしまいカメラを持ち歩くようになってしまった。コンパクトなデジカメ派も多いが、ガッツリと一眼レフカメラを持ち歩くおばさんも少なくはない。

 

カメラや写真という趣味は女性よりも男性の方が多く、写真スポットに行くと「カメラおじさん」あるいは「定年後のカメラ爺さん」をよく見掛けるが男性の場合、写真が上手くなってくると「自分の撮った写真をアマチュアコンクールに出してみようか」と思う人が多いのだが、カメラおばさんの場合、コンクール云々には興味がなく、ツイッターやフェイズブック、あるいはブログ等にアップする事を目的とする人が多い。

 

「カメラおじさん」と「カメラおばさん」の違いは、カメラを写真を撮る道具として捉えているか、コミュニケーションツールとして捉えているかの違いにある。

 

カメラおばさんの被写体の9割は「食べ物」。「こんな美味しい物食べました」とSNSにアップする様は、猫が自分の仕留めた獲物を飼い主に持ってきて「ドヤ!」する様と似ている。食べ物を見せびらかしたくなるのは、動物の本能なのかも知れない。ちなみに、残り1割は景色と動植物。カメラおばさんの撮る写真は彼女達の生活を切り取った物だと言っても過言ではない。

 

ファションの特徴はカメラに対する「ガチ度」で変わってくるのだが、ガチ度が上がるにつれ「ダンガリーシャツ着用率」が増加する。言葉で説明するのは難しいが、若い世代の着こなしと微妙に違うのがポイント。

 

 

ダンガリーシャツの一例

 

 

カメラおばさんの場合、カメラ熱が昂じて「旅行おばさん」に進化すパターンも少なくない。カメラおばさんの本質は「素敵な生活」や「素敵な時間」を追い求める夢追い人なのかも知れない。