おばさん観察日記

愛すべきおばさん達に捧ぐ

モーニングおぱさん

 

モーニングおぱさん

 

 

喫茶店の朝のサービス「モーニングセット」をこよなく愛するおばさん。朝の喫茶店とその周辺で目撃される。基本的に単独ではなく、複数で行動しているらしい。

 

 

 

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モーニングおばさんは夫や子どもを送り出した後、モーニングのある喫茶店に出撃する。未就園児を同伴しているケースも。年齢層は幅広く、服装も一定ではない。とは言うものの、ジャージ、もしくは部屋着着用率は高く「着ていて楽な服」を心掛けているだろう事が見て取れる。

 

 

ジャージが大人気。カッチリした服はあまり見掛けない。

 

一般人からすると不思議に思うのは「モーニングおばさんは朝ごはんを食べないのか?」と言う問題。これは人によって嗜好が変わるようだが、大抵の場合「朝食は家族と食べて、さらにモーニングを食べる」というスタイルらしい。モーニングおばさん曰く「お昼ごはんも兼用だから無駄使いってほどじゃない」とのこと。

 

 

喫茶店のモーニングと言えば、最近は名古屋式の豪華なモーニングセットが全国的にも広がりつつあるようだが、モーニングおぱさんの楽しみは「いかにコストパフォーマンスの良いモーニング提供する店を発掘するか」というところにあるらしい。モーニング仲間と情報交換をしつつ、地元店を周回しているようです。場合によってはファミレスの「食べ放題モーニング」を利用することも。

 

 

モーニングおばさんが、朝の喫茶店に出向く最大の理由は「モーニングセットを食す」ことだが、実はそれと同じくらい「仲間とのお喋り」も重要らしい。なのでモーニングおばさんが単独でモーニングに出向く事はなく、必ず複数で行動するのだ。モーニングおばさんは正午前後に撤収して、その後はそれぞれの生活に戻っていく。 モーニングおばさん達にとって、喫茶店のモーニングタイムは世知辛い浮世の生活を忘れることの出来る夢の空間なのかも知れない。