おばさん観察日記

愛すべきおばさん達に捧ぐ

ピンクマスクおばさん(真性)

ピンクマスクおばさん(真性)

 

インフルエンザ流行期や春の花粉症シーズンに相当数が見掛けられるが、それ以外の時期でも街中に出没する。ちなみに、インフルエンザや花粉症が流行っている時期に出没するのは『ピンクマスクおばさん(一過性)』で、ピンクマスクおばさん(真性)とは別種である。

 

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特徴はピンクのマスク。近所のおばさん仲間からは「それ、けっこう高いでしょ? 60枚入りでもっと安いの売ってるよ」などと進言される事が多いが、実は苦痛に思っている。白いマスクは病気か医療従事者が使うものだと思っているので、白いマスクは身に付けるのに軽く抵抗があるらしい。

 

「重ね着風」のカットソーが大好き。1枚しか着ていなくても重ね着ほっぽく見える優れ物。イオンモールやシマムラなどで売られていて、おばさん達の間では密かなヒット商品。「若い人みたいに重ね着してみたいけどセンスに自信がないから……」というおばさん達に支持されている。ちなみにピンクマスクおばさんの箪笥には4枚の重ね着風カットソーがスタンバっている。

 

重ね着風カットソーの一例

 

いつもマスクをしているので「マスクの下は超絶ブサイクなおばさんだろう」と思われがちだが、意外とそうでもない。「みっともない顔しているし、化粧もちゃんと出来てないから恥ずかしい」と本人談。周囲の人からは「マスクしなくてもいいのに」と言われるが、もはやアイデンティティと化しているので外すことは出来ない。

 

ハンドケアに凝っていて「ちょっと高いな」と思いつつ、ロクシタンを愛用している。もうニベアには戻れそうにない。