育児グッズハンクラおばさん

育児グッズハンクラおばさん

育児グッズを手作りするおばさん。保育園や幼稚園、および小学校近辺で見掛けられる。子どもが保育園や幼稚園に入園する時に母親達が作る事を強要される入園セット（絵本バッグ・上靴入れ・お弁当袋等）などはもちろん手作り。グッズだけでは満足できず、子どもの洋服まで縫ってしまう上級者も存在する。 彼女達はもともと手先が器用で手仕事が好きだったようだが、中には「手芸なんて高校の家庭科以来した事ないのに、入園グッズを作ったのをキッカケにハンドクラフトにハマってしまった」と言う「目覚めちゃった派」も。

見た目は基本的に大人し目。ゆるふわパーマにナチュラルテイストの服を身にまとい、髪をまとめているシュシュはもちろんお手製。ファッションの系統からすると『ナチュラル乙女おばさん』にも通じる部分がある。手仕事の影響かメガネ・コンタクト率は高い。

こんなイメージの服が好き

なんとなく、おっとりしたイメージがあるのだが、自作の入園、入学グッズをヤフオクで売りさばき「主婦のお小遣い」のレベルを遥かに超えて、ビジネスの領域まで踏み込んでいく剛の者も少なくない。「手作り品は金になる」と言うのは、おばさん達の中では常識である。もっとも「お金を出しも欲しい手作り品」と「お金を貰ってもいらない手作り品」の間には超えられない壁があり、後者は「おかんアート」だの「イヤゲモノ（いらないお土産）」と呼ばれている。

こんなのを売りさばいてみたりする

ハンドクラフト熱が昂じて、友人の結婚式の時はリングピローを手作りした。親しい人の為なら手間は惜しまないタイプ。とりあえず作れそうな物はなんでも作っちゃおうと言う勢い。

手作りのリングピロー。

最近はＤＩＹにも興味があり、自宅の壁を珪藻土で塗っちゃおうかと考えているのだが、ハンドクラフトが忙しすぎてなかなかそこまで手が回らないのが悩みの種。