おばさん観察日記

愛すべきおばさん達に捧ぐ

バレーボールおばさん

バレーボールおばさん

 

小学校等PTAのバレーボール部に所属するおばさん。放課後の遅い時間、小中学校の体育館で見掛けられる。休日は市民体育館で目撃されるケースも。 過ぎ去りし昭和時代「ママさんバレー」全盛期の頃を思えば、その数は激減しているが、いまだ一定数のバレーボールおばさんが存在する。バレーボール部自体は、メンバーギリギリで運営しているチームが多いらしく勧誘活動にも熱心。 

 

 

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プロのバレーボール選手と言うと、背の高い選手が多いのだが、バレーボールおばさんの場合は、やたらガタイの良い選手が目につく。もちろん「お。この人、昔はバレーボール本気でやってたな」と思うような背の高い選手もいるが、どちらかと言うと少数派。 服装はもちろん「バレーボールを出来る格好」で、試合の時はチームのユニフォームを着用するが、普段の練習は自由な格好をしている。髪型はなぜかツインテールならぬ「2つくくり」が目立つ。どうやら1つでくくるほど髪が長くないが、下ろしているとうっとおしいからら……と言う理由でそうしているらしく「2つくくり」のスタイルは体育館限定のようだ。

 

ウェアはこんな感じ

 

 

PTAのバレーボールなんて、暇なおばさんがする事だろ?」と思われがちだが、PTAのバレーボール部における兼業主婦率は半端ないものがある。看護師、介護士等ハードな仕事に就いているおばさんも少なくない。選ばれし勇者的な体力とメンタリティを持ち合わせた、パワフルな集団と言えよう。

 

チームプレーの為、人間関係の濃さは半端なくチームプレーの為、人間関係の濃さは半端なく、クラブ活動の打ち上げや忘年会等の飲み会が定期的に行われる。場所は学校区から自転車で行ける範囲の居酒屋。大抵の場合「PTA御用達」と言われるような店で「○○さんの、お兄さんのお友達の店」であるとか「PTAの書記の旦那さんのお父さんのお店」であるとか、微妙に近いのだか遠いのだか分からない繋がりの店が好まれる。