スーパー品出しおばさん
スーパー品出しおばさん
スーパーで品出し(陳列棚に商品を並べる)をするおばさん。たいていパート勤務。スーパーのパートと言えばレジが花形だが、スーパーの品出しは「レジをする自信が無い」とか「お金を扱う仕事はしたくない」というタイプのおばさんに人気の職種。
スーパー品出しおばさんは普通体型か、やや痩せ気味のおばさんが多い。「レジをする自信が無い」というのが品出しを初めて理由だが、スーパーの品出しは見た目以上にハードなため「体を動かす仕事が嫌いじゃない」人しか務まらないため、スーパーの品出しには身体に自信(もちろん見た目的な意味ではない)があるおばさんが集まってきてしまう為だと思われる。 実際、趣味でスポーツをしているおばさんの比率がやたら高い。テニスやバレーボール、スポーツクラブに通っているというおばさんから「ウォーキングしてます」とか「週一で市民プールに行ってます」というおばさんまでいて、おばさん世代が意外とアクティブであることを思い知らされる。
勤務中は基本的には無言。しかしスーパーの品出しは、値引きシールを貼る仕事も含まれているため「ちょっと、これもシール貼ってちょうだいよ」などと、アグレッシブな客に詰め寄られる場面もある。もちろんその際は華麗にスルーされるよう指導されており、にこやかな笑顔と共に「申し訳ございません」と客をあしらう技術が必要とされている。
ちなみに。スーパーの品出しは配属される部署によって仕事の辛さが違うとの評判。担当上司との折り合いもだが、それ以上に「品出しする商品が軽いか重いか」によって勤続年数が変わると言っても過言ではない。重い物担当にまわされたおばさんには、漏れ無く腰痛がついてくる。
おばさん達の服装はもちろんスーパーの制服なのだが、是非とも足元に注目して戴きたい。スーパー品出しおばさんの場合、広い店内を歩きまわる必要があるため高確率でスニーカーを履いている。走る訳ではないので「楽であること」「足幅が広くこと」などがスニーカー選びのポイントらしい。
愛用のスニーカー。足幅広め。
品出しをしていると新商品の情報がどんどん入ってくるので、新商品は自分でもつい買ってしまう。節約生活をしようと思っているのに、つい誘惑に負けて新商品を買ってしまうのが悩みとのこと。