アイカツおばさん
アイカツおばさん
『アイカツ!』と言う女児向けのアケードゲームに興じるおばさん。『アイカツ』の筐体(ゲーム機本体のこと)付近でよく見掛けられる。メディアでは『アインツおじさん』と呼ばれる男性ゲーマーが取り上げられる事が多いが、実はアイカツおばさんも密かに勢力を伸ばしている。
アイカツおばさんは「ガチゲーマー・ヲタク系」と「娘の影響系」の2つに分類される。ガチゲーマー・ヲタク系に属する人達は、もともとゲーマーだったり、ヲタクだったりする人達。娘の影響系に属する人達は、それまでの人生でそういう類の事は経験したことはないのに、娘が楽しんでいるのに引きずられる形でハマってしまった人達の事を指す。
アイカツおばさん達は、そのキッカケである「娘」よりもゲームにハマっていて、2ヶ月に1度更新される「カード」を集めることに情熱を注いでいる。新弾のゲーム稼動日に、娘が学校や幼稚園に行っている時間帯に筐体に張り付いてカードを排出したり、あるいはヤフオクなどでカードを売買したり、玩具やお菓子のオマケとして付いているカードを大人買いして集めたりと、その情熱には目を見張るものがある。何にはアイカツカード専門のネットショップを開いた強者もいる。
アイカツおばさんの場合、他のおばさんと違って見た目の特徴は特に無い。「いかにもヲタク」と言う訳でもなく、強いていうなら「どこにでも歩いているただのおばさん」と言う風情。マイルドヤンキーがいるかと思えば、高齢ママもいたりする。
装備も人それそれ。カードの入った分厚いバインダーを持っている人がいるかと思えば、その日に使うカードだけをプラケースに入れて持ち歩く人も。共通してるいのは、カードにスリーブ(透明のカバー)をかけていると言う事だろう。
カードスリーブ(アイカツカード対応)
アイカツバインダー
アイカツおばさん達は「娘の付き合い」という建前の元で行動しているので、アイカツにハマっている事は家族以外誰も知らないし、知られてはいけない。